純利益7%増 ブリヂストン、23年度決算

2024年02月19日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは2月16日、オンライン上で決算説明会を開催し、石橋秀一グローバルCEOと菱沼直樹グローバルCFOらが23年度通期業績と24年度通期業績予想を説明した。
 23年度の売上収益は4兆3138億円で前期比5%増、調整後営業利益は4806億200万円で同0・4%減、営業利益は4817億7500万円で同9・2%増、当期利益(非継続事業含む)は3269億2900万円で同7%増となった。
 23年度業績について石橋CEOは「市販用の乗用車プレミアムタイヤの拡販による販売MIXの改善や鉱山用超大型・大型タイヤの拡販に加えて、為替の追い風もあり、増収を確保した。利益面ではアルゼンチンのインフレ会計が100億円の減益要因となり減益となった」と総括した。
 23年度のタイヤ本数をみると、乗用車用(PSR/LTR)はグローバルで対前年比6%減、トラック・バス用(TBR)はグローバルで同12%減と前年を下回った。乗用車用では、日本は新車用(OE)が同13%増、市販用(REP)は同14%減。北米はOEが同5%増、REPが同5%減となった。
 トラック・バス用では、日本はOEが同13%増、REPが同11%減、北米は

全文:約1254文字

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー