年頭所感 バンドー化学 植野富夫社長

2024年01月03日

ゴムタイムス社

 近年、世界各地域で起きている戦争や紛争が依然として収束に向かう動きが見えず、世界中の人々の心に暗い影を落とすとともに、天然ガスや原油などのエネルギー価格高騰が続く中、昨年は、新型コロナウイルスパンデミックの長いトンネルを抜け出し、一定の明るさを取り戻した年でもありました。
 日本のスポーツ分野では、WBC侍ジャパンの3大会ぶり3回目の世界一に始まり、当社グループの本拠地である兵庫においては、阪神タイガースの38年ぶりの日本一や、ヴィッセル神戸のJ1リーグ初優勝などもあり、関西経済も大いに盛り上がりました。
 そのような中、当社グループは、「人と社会を支え、今と未来をつなぐBEST PARTNER」で在り続けるべく、中期経営計画の初年度として「価値創造」「スマートものづくり創造」「未来に向けた組織能力の進化」の3つの指針のもと、持続的な企業価値向上を目指した取り組みを進めてまいりました。
 2024年、当社グループの在りたい姿を漢字一文字で表すとすれば、「勇」(ユウ、いさむ)の年にしたいと考えております。これは、当社グループの一人一人が「勇健」、すなわち「勇ましくて心身ともにたくましく健康な状態」であることを願っており、皆が「勇敢」に自ら進んで困難な状態に立ち向かうことを期待し、この漢字一文字を選びました。
 中期経営計画の目標必達に向けて、グループ一丸となって「勇往邁進」してまいりますので、本年も引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。

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