デンカ、広報誌発行 企業方針や方向性を紹介

2023年10月03日

ゴムタイムス社

 デンカは10月2日、同日、広報誌「TheDenkaWay」(2023Autmn号)を発行したと発表した。
 同誌は、あらゆるステークホルダーに対して、同社の認知向上と理解促進を通して企業価値を伝えることを目的とし、同社グループの方針や目指す方向性、財務・非財務分野の取り組みを紹介する広報誌となる。
 今号では、経営計画「Mission2030」の事業価値創造でおこなう「サスティナビリティの追求」におけるカーボンニュートラル実現を目指すための施策や、非財務KPIの目標達成に向けた提言をおこなう「サスティナビリティ委員会」について特集している。
 同誌は、印刷物としての発行のほか、同社企業ホームページからどなたでも閲覧可能となる。
 Special Feature.1では、事業価値創造「化学の力で、カーボンニュートラルを実現する」として、「2050年のカーボンニュートラルを目指して」「次の100年もクリーンエネルギーと共に」「低炭素アセチレンチェーンの確立を目指して」「サステナビリティー推進部長メッセージ」を掲載している。
 Special Feature.2.では、「サスティナビリティ委員会」として、「サスティナビリティ委員会とは?」「審議テーマと各部門が描く非財務KPIの目標達成戦略」を掲載している。
 My Visionでは、「新ビジョン×デンカで働く従業員」「あなたが目指すスペシャリストとは?」ほかを掲載している。
 読みどころは、経営計画「Mission2030」では、サスティナビリティを追求すべく、8年間で850億円の環境投資を計画している。
 Special Feature.1では、その最重要課題となっている2050年「カーボンニュートラル実現」の施策をクローズアップ。新潟県糸魚川市に位置する青海工場が保有する、国内製造業の中で電力出力第2位を誇る「流れ込み式」による水力発電所の特長を、イラストで分かりやすく解説している。また、CO2排出に大きく貢献できると期待されている「低炭素アセチレンチェーン」技術導入に挑戦する目的、製法転換による製造プロセスを紹介している。
 Special Feature.2では、経営計画「Mission2030」の柱の一つである非財務KPI目標達成において、各進捗およびリスク・収益機会への対応を審議する「サスティナビリティ委員会」を特集。同委員会設置の背景、審議テーマを掲載している。合わせて、6部門の部長にKPI目標達成に向けた戦略と、意気込みを紹介している。
 同社はこれからも、「化学の力で世界をよりよくするスペシャリストになる」というパーパスのもと、世界に誇れる化学で、人々の暮らしと社会に貢献し続ける。

広報誌表紙

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