デンカは9月14日、「デンカグループ人権方針」を制定したと発表した。同社グループはサステナビリティを巡る課題に対応する基本方針として「デンカグループ ESG基本方針」を掲げるとともに、経営計画「Mission 2030」において事業価値創造・人財価値創造・経営価値創造の3つの成長戦略を推進し、事業活動におけるサステナビリティの追求と経営基盤の強化に取り組んでいる。
このたびの「デンカグループ人権方針」の制定は、成長戦略「経営価値創造」における重要な方針の一つ、「人権の尊重」を実践するものとなる。
グループ全体の経営計画の遂行の中で、人権方針を基本として、人権デュー・ディリジェンスの実施、リスク特定・是正・救済を含む対応プロセスの確立に努め、人権尊重の責任を果たすとともに、事業活動を通じた人権課題解決への貢献を目指していく。
なお、同方針は人権に関わる国際行動基準である国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に則して策定している。また、同社は6月に国連「グローバル・コンパクト」に署名を行い、同イニシアティブが提唱している人権を含む10原則を、事業活動において実践していく。
同社はこれからも、「化学の力で世界をよりよくするスペシャリストになる」というパーパスのもと、世界に誇れる化学で、人々の暮らしと社会に貢献し続ける。
2023年09月19日