クロロプレンゴムは減収 デンカの4~6月期 

2023年08月08日

ゴムタイムス社

 デンカの24年3月期第1四半期連結決算は、売上高が878億2900万円で前年同期比6・9%減、営業利益は27億9600万円で同43・0%減、経常利益は23億8500万円で同53・7%減、四半期純利益は22億9500万円で同47・1%減となった。
 セグメントのうち、エラストマー・インフラソリューション部門売上高は279億7900万円で同7・9%減、営業損失は7億900万円(前年同期は営業損失1億8700万円)となった。クロロプレンゴムは価格面では昨年度に実施した段階的な価格改定が寄与したほか、円安による手取り増があったが、販売数量は全般的な需要の減少があり減収となった。このほか、特殊混和材などの販売は前年並みとなった。
 ポリマーソリューション部門の売上高は297億5200万円で同5・9%減、営業損失は3000万円(前年同期は営業損失1億2100万円)となった。デンカシンガポール社のMS樹脂の販売は概ね前年並みとなった。一方、スチレンモノマーは原材料価格の下落に応じた販売価格の見直しを行ったことから減収となり、透明樹脂は中国経済減速の影響を受け販売数量が減少し減収となった。このほか、食品包材用シートおよびその加工品や、合繊かつら用原糸「トヨカロン」の販売は低調に推移した。
 24年3月期通期の連結業績予想は、売上高が4300億円で前期比5・5%増、営業利益は330億円で同2・1%増、経常利益は290億円で同3・5%増、当期純利益は220億円で同72・3%増を見込んでいる。

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