TOYOTIREがカンファレンス オートサロンでプロクセスなど訴求

2023年01月24日

ゴムタイムス社
挨拶する清水社長

挨拶する清水社長

 世界最大級のカスタムカーショー「東京オートサロン2023」が千葉・幕張メッセで開催された。出展したTOYOTIREはブース内でプレスカンファレンスを行った。
 清水隆史社長は、オートサロンについて「世界の主要都市で開催されるアフターパーツの展示会やトレードショーは、多くのエンスージアストの皆さんと出会える大切な空間。当社はブランドイメージの一方的なアピール舞台にせず、 単に売りたい商品をプロモーションするという訴求とは一線を画してカスタムカーを愛する皆様と気持ちを重ねるコミュニケーションスペースにしたい」と話した。

「最大のサポートをしていきたい」清水社長

「最大のサポートをしていきたい」清水社長

 ブースについては「 「Boost Your Engine」 をテーマに展示しているタイヤやカスタム車両を通じて、皆様とともに新たなフィールドに挑戦する気持ちを高めていく場にしたい」とし、同社の2大商品ブランド「オープンカントリー」と「プロクセス」を中心にタイヤを展示したことを説明した。

哀川翔総監督(左)と清水社長(右)

哀川翔総監督(左)と清水社長(右)

 また、 世界的に著名なラリードライバーであるケン・ブロック氏が去る1月2日に亡くなった事を受け、「彼の走りは、無二の至宝として脳裏に深く刻まれ、永遠に記憶されることでしょう。私たち TOYOTIREの友人の数々の挑戦に深く敬意を表するとともに、この場を借りて、皆さんと彼の功績を偲び、心からご冥福をお祈りしたい」とケン・ブロック氏を追悼した。
 続いて、「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」から哀川翔総監督、川畑真人選手、2022年ニュルブルクリンク24時間耐久レースおよびNLS耐久シリーズに参戦した木下隆之選手とRing Racingのウベ・クリーン監督、プロドライバーのマッド・マイク選手がステージに登場し、清水社長を囲んだ。清水社長は「世界で活躍しているメンバー・チームが最高のパフォーマンスを発揮できるように最大のサポートをしていきたい」と期待を示した。

モータージャーナリストの竹岡圭氏(右)と技術開発本部長の水谷保氏(左)

モータージャーナリストの竹岡圭氏(右)と技術開発本部長の水谷保氏(左)

 さらに、プレスカンファレンス中に、プロクセスブランドのブランドアンバサダーにプロレーシングドライバーでモータージャーナリストの木下隆之氏を起用する事を発表。木下隆之氏はプロレーシングドライバーとして全日本ツーリングカーレースをはじめ、スーパーGT、スーパー耐久といった国内メジャーレースで数多くの表彰台を獲得。レースで活躍するかたわら、モータージャーナリストとして日本カーオブザイヤー選考委員を務め、自動車に関するコラムの執筆などもしている。
 本年より、さまざまなシーンでブランドアンバサダーとして登場するとともに、同社サポートドライバーとして「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」にプロクセス装着車両で参戦する予定。

木下隆之氏

木下隆之氏

 最後に清水社長は「当社はレース参戦を通じて得た経験を商品開発にフィードバックすることで、差別化された独自の技術を磨き、商品の性能や品質を高め、期待を寄せてくださる皆様に、高い付加価値と魅力を備えたタイヤをお届けしていきたいと考えている。2023年も、誰も走ったことのない道なき大地を皆様とともに切り拓いていきたいと思います。ぜひ、この機会に当社ブランドの世界観に触れてお楽しみいただければ幸いです」と挨拶を締めくくった。

川畑真人氏

川畑真人氏

 その後はモータージャーナリストの竹岡圭氏と技術開発本部長の水谷保氏によるブースツアーも行われ、展示タイヤや車両を丁寧に解説した。

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