発泡スチロール協会(ＪＥＰＳＡ)は12月７日～９日、東京ビッグサイトで開催された「エコプロ２０２２」にブースを出展した。
今年で17回目となる同協会の出展は子どもたちに環境負荷低減に貢献できる素材であり、様々な用途に展開できる発泡スチロールの特性を知ってもらうことを目的としており、ブースには小学生から高校生を中心に５０００人近くの来場者が訪れた。ブースでは体積の約98％が空気である発泡スチロールの特性を体験しながら学習できるクイズコーナーや同協会が主催する発泡スチロール容器を高くつみあげる競技「スチレンピック」の体験コーナーが設けられた。また、ステージショーとして同協会の発泡スチロール大使を務める人気お笑い芸人できたくん氏による発泡スチロールを用いたパフォーマンスなどを披露した。
クイズコーナーでは実験や実物の展示を通じて発泡スチロールが省資源性、クッション性、断熱性、リサイクル性の４つの優れた特性を持っていることを子どもたちにＰＲした。
ブースを訪れた子供たちは、蒸気に当てると50倍の大きさに膨らんだり、１ｍの高さから生卵を落としても割れることのない発泡スチロールの持つ不思議な特性に驚き、興味を示していた。クイズコーナーでは抽選会も併せて開催され、全問正解した子どもたちはできたくん氏が発泡スチロールを切り抜いて作った似顔絵などの景品を受け取っていた。
また、ブースには子どもだけではなく、市区町村からの講演の依頼や漁網メーカーからの問い合わせも来たという。
同ブースの出展について佐藤喜一広報部長は「ブースを体験した子供たちが家に帰って発泡スチロールの持つ優れた特性を家族に伝えることでより一層周知が広まっていくと思う。子どもたちが楽しめる展示にしていく」ねらいだ。
JEPSAのブース
できたくんのステージ
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