ウレタン樹脂は低調 大日精化工業の4~9月期

2022年11月11日

ゴムタイムス社

 大日精化工業の2023年3月期第2四半期決算は620億8700万円で前年同期比3・0%増、営業利益は17億9100万円で同61・1%減、経常利益は24億5700万円で同51・0%減、四半期純利益は16億2000万円で同52・5%減となった。
 ポリマー&コーティング マテリアル事業の売上高は119億8400万円で同2・6%増、営業利益は10億4000万円で同44・6%減となった。ウレタン樹脂の売上高は、自動車生産減産の影響により車両業界向けを始めとして全般的に低調に推移した。情報電子業界向けのコーティング剤はディスプレイ用途が液晶パネルの在庫調整及び巣ごもり需要減少により低調に推移した。
 23年3月期通期の連結業績予想は前回発表を修正した。売上高が1230億円(前回発表1280億円)で同0・9%増、営業利益が41億円(前回発表52億円)で同44・9%減、経常利益は48億円(前回発表は58億円)で同42・3%減、当期純利益は34億円(前回発表は38億円)で同44・9%減を予想している。

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