㈱小松原(和歌山県和歌山市、玉置篤社長)は4月に新工場を竣工し、本格的に生産を開始した。
新工場は、和歌山で拠点を構える3工場のうち、部品を製造する工場と組み立て工場の2カ所を集約し、組立から製缶、機械加工が1ヵ所で行えるようになった。
きっかけについて、玉置社長は工場自体が老朽化したことと、2018年に発生した台風で工場が被害を受けたことを挙げる。その上で、事業継続を長期的な視点で捉えた場合、玉置社長は「今までの工場で生産を続けていたとしても、売上を伸ばすことに手詰まり感があった。根本的に解決するためには、生産性を高めることが重要だ。そのために、新工場を建設した」と語る。
生産性を向上させるため
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