CVC設立で新事業創出へ 三井化学が経営説明会

2022年06月09日

ゴムタイムス社

 三井化学は6月2日、経営概況説明会をオンライン方式で開催し、橋本修社長が21年度決算や22年度の見通し、策定から1年が経過した長期経営計画「VISION2030」の進捗状況を報告した。
 21年度決算は売上高が1兆6126億8800万円、コア営業利益は1618億1500万円、当期純利益は1099億9000万円となり、コア営業利益と当期純利益は過去最高益を記録した。また、コア営業利益1618億1500万円のうち成長3領域であるF&P・ヘルスケア・モビリティの利益合計は954億円を占め、前年度比で233億円増の大幅な増加となった。
 22年度はコア営業利益で1400億円、当期純利益で1000億円を見込む。また、環境貢献価値のあるBV製品の売上収益比率を22%以上、QOL向上価値のあるRV製品を同25%以上に引き上げる。
 事業部別では、モビリティソリューションのコア営業利益は415億円、ベーシック&グリーン・マテリアルズは

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