合成ゴム特集 UBE タイヤ用途で需要が堅調推移 環境貢献型の製品開発進める

2022年06月06日

ゴムタイムス社

 22年度から宇部興産から社名変更したUBEの合成ゴム事業を承継したUBEエラストマー(横尾尚昭社長)。

 同社はゴムの代表品種の一つであるポリブタジエン(BR)の中でもコバルト触媒で重合されるハイシスBR「UBEPOL」を製造・販売。合成ゴム(BR)に関わる研究開発・製造・販売を含む合成ゴム事業を分離・独立して運営を行っている。

 21年度の需要動向は、国内出荷ベースで前年より上回り、タイヤ用途でも堅調に推移した。そのほか、靴や工業用品でもコロナ禍から大きく需要が回復したという。

 海外の生産拠点であるUBEPOLグループ4拠点

 22年度の上半期や通期の見通しについては、需要は堅調に推移するものの、原料高騰が続くと見ており、そのためコスト競争力の強化を継続して取り組んでいく。

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