合成ゴム需要は堅調 宇部興産の4~12月期

2022年02月02日

ゴムタイムス社

 宇部興産は2月2日、22年3月期第3四半期決算発表会を電話会議方式で開き、藤井正幸常務執行役員CFOが説明した。22年3月期第3四半期売上高は4766億2300万円、営業利益は328億4200万円で前年同期比137・5%増、経常利益は306億400万円で同189・6%増、四半期純利益は180億9900万円で同101・7%増となった。なお、「収益認識に関する会計基準」等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、売上高は前年同四半期増減率は記載していない。
 セグメントのうち、化学の売上高は2476億7900万円で同41・8%増、営業利益は260億3400万円(前年同期は15億円の利益)と、大幅な増収増益となった。合成ゴム事業は、タイヤ用途を中心に出荷が堅調に推移したことに加え、ブタジエン市況の上昇などにより製品価格が上昇し増収増益となった。ラクタム事業

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