レクサスNXに新車装着 横浜ゴムのブルーアースXT

2022年01月20日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは1月18日、トヨタ自動車が発売した「レクサス」初のPHEVである新型「レクサスNX」の新車装着(OE)用タイヤとして、2021年11月より「ブルーアース―XT AE61」と「ブルーアース―XT AE61 Z・P・S」の納入を開始したと発表した。装着サイズはいずれも235・60R18・103H。なお、日本で販売される車両には「ブルーアース―XT AE61 Z・P・S」の装着はない。

 今回装着された「ブルーアース―XT AE61」は、「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」をテーマとした同社のグローバルタイヤブランド「ブルーアース」の基盤設計や材料技術を採用し、走行性能、快適性能、環境性能の全てに優れる高いグランドツーリング性能を持ったタイヤとなっている。新開発のトレッドパターンによって、より高いレベルのウェット性能、耐摩耗性能、安定性を実現し、新型「レクサスNX」の上質な乗り心地を足元から支える。

 「ブルーアース―XT AE61 Z・P・S」はEMT規格を新たに採用したランフラットタイヤで、従来規格を採用したランフラットタイヤに対してよりソフトな乗り心地を実現したほか、タイヤの軽量化を達成したことで低燃費性能も高めている。

 同社は、中期経営計画「Yokohama Transformation 2023」のタイヤ消費財事業において、グローバルフラッグシップタイヤブランド「アドバン」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「ジオランダー」をはじめとした高付加価値商品の商品開発およびブランド力の更なる強化に取り組んでいる。プレミアムカーへの新車装着は技術力の高さの証明でもあり、同社は今後も注力していくとしている。

 

ブルーアース―XT AE61

ブルーアース―XT AE61

EMT規格のマーク

EMT規格のマーク

 

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