射出成形機は14%増収 日精樹脂工業の4~9月期

2021年11月15日

ゴムタイムス社

 日精樹脂工業の22年3月期第2四半期連結決算は、売上高が208億2200万円で前年同期比9・3%増、営業利益は12億2300万円で同246・8%増、経常利益は11億9800万円で同196・5%増、四半期純利益は15億8300万円で同493・7%増。主力である射出成形機の需要が堅調だった。

 製品別の売上高は、射出成形機売上高が159億4100万円で同14・3%増、周辺機器売上高が8億4100万円で同4・0%増、部品売上高が30億8300万円で同8・2%増となったが、金型等売上高は9億5500万円で同34・1%減となった。

 セグメント別では、日本は、売上高が72億800万円で同3・4%増、セグメント利益は6億400万円(前年同期はセグメント損失2500万円)。医療関連および自動車関連からの需要が堅調だった。

 欧米地域は、売上高が71億円で同0・6%減、セグメント利益は2億4000万円(前年同期はセグメント損失1200万円)。米国子会社の決算期変更に伴う影響があったものの自動車関連からの需要が堅調だった。

 アジア地域は、売上高(外部売上高)が65億1300万円で同31・8%増、セグメント利益は3億3800万円で同60・1%増。IT関連等の需要が好調だった。

 22年3月期の通期予想は、売上高は436億円で前期比4・8%増、営業利益は24億円で同109・5%増、経常利益は25億5000万円で同138・1%増、当期純利益が24億5000万円で同309・1%増を見込んでいる。

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