ヘルスケア事業は増収増益 相模ゴム工業の4~9月期

2021年11月15日

ゴムタイムス社

 相模ゴム工業の22年3月期第2四半期決算は売上高は28億2500万円で前年同期比3・4%増、営業利益は6億5300万円で同37・4%増、経常利益は8億9500万円で同372・4%増、四半期純利益は6億8100万円で同2052・%増となった。
 セグメント別では、ヘルスケア事業の売上高は21億5100万円で同5・0%増、営業利益は8億3200万円で同25・3%増となった。マレーシアでの設備の新設および更新にも見通しが立ち、工場運営では新型コロナウイルス対策を遵守しつつ、従来設備の稼働率の向上に努めた。また、ポリウレタン製コンドームを中心に輸出売上が堅調に推移した。
  プラスチック製品事業の売上高は5億7000万円で同1・3%減、営業利益は3400万円で同15・7%増となった。原油需要の高まりによる需給のひっ迫が広がり、原油価格の高騰が続く中で、原価高に対応しながら生産性の向上を図る一方、事業の採算性を考慮し、販売価格への転嫁を慎重に進めている。
 入浴・介護サービス及びその他の事業の売上高は1億300万円で同0・4%減、営業損失は3900万円(前年同期は4500万円の損失)となった。

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