特集1 ゴム金型技術の活用方法と現状を追う 日本ゴム協会金型研究分科会の歩み

2021年11月04日

ゴムタイムス社

*この記事はゴム・プラスチックの技術専門季刊誌「ポリマーTECH」に掲載されました。
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特集1 ゴム金型技術の活用方法と現状を追う

日本ゴム協会金型研究分科会の歩み

関西ゴム技術研修所 山口幸一

1.はじめに
 金型とは、素材の塑性または流動性の性質を活用して成形加工し、製品を得るための金属素材製の型である。金型は金属材料、プラスチック材料、ゴム材料、ガラス材料などを、それぞれ目的とする製品の成形加工用に使用され、金型の品質が製品の良否を決定づけるものである。金型にはプレス用金型、プラスチック用金型、ダイカスト用金型、鋳造用金型、鍛造用金型、ゴム用金型、ガラス用金型などがある。これらの金型の作製を支援、技術間発、人材養成などを目的とした金型研究会が数多くある。例えば、岩手大学金型技術研究センター、岐阜大学次世代金型研究会、静岡理工科大学金型技術研究会、しまね金型研究会、福岡県金型研究会、かしこい


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