搬送ベルト特集 フォルボ・ジークリング・ジャパン Prosanは引き続き好調を維持 食品用エラスティックベルトにも注力

2021年10月18日

ゴムタイムス社

 フォルボ・ジークリング・ジャパン(東京都品川区、佐藤守社長)の21年1~8月の全体売上は予算比をやや下回るものの、前年同期に比べて好調に推移する。国内・海外とも回復傾向にあるなかで、特に中国など経済回復が早い海外向けに輸出する製品が好調をけん引している。

 ベルト部門も昨年後半から徐々に回復に向い、食品や物流の主要な需要先はいずれも順調な動きを示している。食品分野は巣ごもり需要の高まりから、中食市場向けが伸長。市場を細分化すると、「ベーカリー向けのパン生地搬送・加工用ベルトなどが伸びるほか、乳製品や生鮮食品、農産物向けなども好調を維持している」(同社)。

 また、物流は在宅勤務の増加とともに通販需要が成長をみせ、配送センター向けのベルトは今期も順調な販売が継続している。その他では

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