植物由来のPTMG開発 三菱ケミ サンプル提供開始

2021年06月10日

ゴムタイムス社

 三菱ケミカルは6月7日、植物由来原料を使用したPTMG(ポリテトラメチレンエーテルグリコール、「BioPTMG」)を開発し、サンプルの提供を開始したと発表した。

 PTMGは、反発弾性や耐摩耗性等の特徴から、ポリウレタン弾性繊維(スパンデックス)等に伸縮性を付加する素材として使用されている。今回、同社は植物由来の原料を使用して製造するBioPTMGを開発し、提供を開始した。

 BioPTMGは、石油由来のPTMGの性能と同等の反発弾性、耐摩耗性、耐加水分解性、低温での柔軟性等の優れた特性を有しているため、インテリア、ファッションから工業資材に至るまで幅広い分野での活用が可能となる。

 使用用途の例として、ポリウレタン弾性繊維(スパンデックス)はアウター・インナー・スポーツ等の衣料品、ポリウレタンエラストマーは人工・合成皮革、スポーツ靴素材、ホース、フィルム等、ポリエステルエラストマーは電気・電子部品、機械部品等があげられる。

 同社は、今回開発したグレードにとどまらず、さらに多くのグレードを開発・拡充することで、顧客のニーズに応えていく。また、BioPTMGをはじめとする植物由来の素材の研究開発を加速させ、持続可能な社会へのソリューションを提供することで、SDGsの達成に貢献していくとしている。

 

BioPTMGロゴ

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