安全第一の使命感と誇りを JSRが入社式開催

2021年04月01日

ゴムタイムス社

 JSRは4月1日、2021年度入社式を開催し、本社採用の新入社員計26 人に川橋信夫社長兼COOが訓話を行った。

 川橋社長は冒頭で、新型コロナウイルスの感染拡大をはじめ、様々な外的要因にさらされていることについて触れ、「常に危機意識をもって、状況に応じ、柔軟な対応をしていかなければならない」と注意喚起した。

 続いて川橋社長は、新たに発表した今年度からの経営方針について、推進の核となるサステナビリティ、イノベーティブカルチャー、デジタリゼーション、グロバリゼーション、オペレーションエクセレンスの「5 ファンデーション」のなかでサステナビリティが中心となり、他の 4 つに関わる活動がサステナビリティに繋がっていくことを説明した。「企業体力を高め、危機をチャンスに変えることにより力を注ぐことが重要だ。強靭で持続的なJSRを確固たるものとするために、この5ファンデーションに全力を挙げて取り組んでいきたい」と語った。

 さらに川橋社長は、新たな JSR の構築を担う上で、新入社員に意識してほしいこととして――①デジタリゼーション➁ 挑戦と自律性➂ダイバーシティ&インクルージョン――の3点を挙げた。

 デジタリゼーションについては、デジタルによる創造的破壊は今後も持続するだろうという見解を顕わにした上で、「ICT ツールを使うことだけでなく、デジタルによって世の中がどのように変化し、JSR は何をしていかなければならないのかを常に考えてほしい」と述べた。

 挑戦と自律性については、JSR の行動指針の一つである「挑戦」の姿勢を各自が常に持ち続け、失敗を恐れず果敢に行動してほしい旨を述べた。

 ダイバーシティ&インクルージョンについては、JSR の発展のためにはダイバーシティは外せない要素であることを強調した上で、社内で行っている様々な取り組みだけでは不十分だとし、「一人ひとりが多様な価値観を受け入れ、それぞれが対等に関わる意識を持ち続けて行動することが必要だ」と呼びかけた。

 最後に川橋社長は、製造会社である同社の事業活動には「安全」が欠かせない事を説明し、「社員一人ひとりが常に安全第一を心掛け、維持していくことがJSRの根幹であり、ステークホルダー全員の幸せに繋がっている。その使命感と誇りをもってJSRの社員として活躍して頂きたいと切に願う」と鼓舞した。

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