21年のMS活動計画を発表 横浜ゴム、ブランドを強化

2021年03月12日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは3月10日、2021年のモータースポーツ活動計画を発表した。

 同社は中期経営計画「YX2023」のタイヤ消費財戦略において、高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「アドバン」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「ジオランダー」、「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げている。その中で、モータースポーツ活動を技術開発および「アドバン」「ジオランダー」ブランド強化の場と位置付け、 トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦していく。なお、イベントレポートやリザルトは、同社のモータースポーツサイトやモータースポーツ専用の公式SNSでも情報を発信していく。

 「スーパーGT」は、GT500では2チームをサポートし、GT300においても19台にタイヤを供給してヨコハマタイヤユーザーを支えていく。

 「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」では、BMWカスタマーチーム「ワーケンホルスト・モータースポーツ」とパートナーシップ契約を締結し、「第49回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」と「ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)」全9戦において3台のBMWのGT3にタイヤを供給する。供給タイヤはドライ用の「アドバンA005」とウェット用の「アドバンA006」。

 「全日本ラリー選手権」では、ターマック(舗装路)では「アドバンA08B」および「アドバンA052」、グラベル(未舗装路)では「アドバンA053」を中心としたラインアップでユーザーの走りを支える。2020年は、最高峰クラスとなるJN―1で新井大輝選手/小坂典嵩選手がシリーズチャンピオンを獲得、また、JN―6において明治慎太郎選手/里中謙太選手、JN―4において小藤桂一選手がシリーズチャンピオンを獲得した。2021年も多くのクラスでチャンピオン獲得を狙う。

 このほか「TCRリージョナル選手権・ナショナル選手権」、「全日本スーパーフォーミュラ選手権」など世界各地のレースにアドバンレーシングタイヤをワンメイク供給する。

 

 

モータースポーツ活動計画を発表

モータースポーツ活動計画を発表

「リアライズコーポレーション アドバンGT-R」

「リアライズコーポレーション アドバンGT-R」

「WedsSportアドバンG・Supra」

「WedsSportアドバンG・Supra」

「リアライズ日産自動車大学校 GT-R」

「リアライズ日産自動車大学校 GT-R」

「BMW M6 GT3」

「BMW M6 GT3」

TCRジャパンシリーズ

TCRジャパンシリーズ

「Porsche 911 GT3 Cup」

「Porsche 911 GT3 Cup」

全日本スーパーフォーミュラ選手権

全日本スーパーフォーミュラ選手権

全日本スーパーフォーミュラ選手権

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権

新井大輝選手/小坂典嵩選手の「アドバンKYB AMS WRX」

新井大輝選手/小坂典嵩選手の「アドバンKYB AMS WRX」

斉藤邦夫選手の「アドバン08Bロードスター」

斉藤邦夫選手の「アドバン08Bロードスター」

宝田ケンシロー選手の「アドバン・オクヤマGRヤリス」

宝田ケンシロー選手の「アドバン・オクヤマGRヤリス」

総合優勝したJustin Lofton選手の参戦車両

総合優勝したJustin Lofton選手の参戦車両

総合優勝したClint Vahsholtz選手の「2013 Ford Open」

総合優勝したClint Vahsholtz選手の「2013 Ford Open」

Porsche Cayman GT4 Clubsport

Porsche Cayman GT4 Clubsport

Croc Promotionの三村壮太郎選手

Croc Promotionの三村壮太郎選手

 

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