ゴムシート特集 十川ゴム 10月以降需要は前年並みの水準に 陥没価格製品の見直しにも着手

2021年04月05日

ゴムタイムス社

 十川ゴム(十川利男社長)のシート事業の需要動向は、新型コロナウイルス感染拡大による景気悪化が影響し、20年度上期は低調に推移した。下期は経済活動が徐々に再開され、シート需要も前年対比で微減に戻しているものの、上半期の落ち込みが大きく、20年4月~12月累計は前年同期を下回っている。

 種類別に見ると、天然ゴム・合成ゴムの汎用シートはともに4~8月は前年同期比15%程度の落ち込みとなった。ただ、自動車を始めとする各産業界の生産が回復基調に転じるなかで、10月以降はほぼ前年並みの水準を維持している。

 また、フッ素ゴムシートは夏場に動きが止まったが

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