ゴム用機械特集 ダイハン 昨年に若返り図り新体制へ 人材の育成と雇用に取り組む

2021年03月26日

ゴムタイムス社

 ダイハン(東京都大田区、森大作社長)は国内外のゴム工場の基幹設備には欠かせないゴム用機械の製造・販売を手掛けている。

 20年9月期の需要動向を振り返ると、同社が販売するゴム精練設備、押出機、成形機の3分野では、「新型コロナウィルスの影響で需要が全体的に落ち込み、前期の受注残はあったものの、落ち込んだ分をカバーできずに減収減益」(森社長)とのこと。

 国内外比率は前期同様に国内が8割、海外が2割であり、ここ数年この比率はほぼ変わらないが、新型コロナの影響で海外渡航しないで済む工夫をしている。

 足元や通期の見通しでは、依然として新型コロナの影響が長引いており、「国内需要は厳しい状態が続き、今期は前期より業績が落ち込む。更に次の期は今期の受注の持ち越しが期待できないため、業績向

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