伝動ベルト特集 バンドー化学 一般産業用はセプターⅩに注力 対面とWEB両面で製品を訴求

2021年02月15日

ゴムタイムス社
Ceptor―Ⅹ

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 バンドー化学(神戸市中央区、吉井満隆社長)の21年3月期上半期(4~9月期)伝動ベルト製品は、新型コロナウイルスの影響を受け、自動車用、一般産業用、精密用とも販売は前年同期を下回った。ただ、21年3月期第3四半期(10~12月)に入ると、自動車用、一般産業用は持ち直しの動きが見られ、販売は徐々に回復している。

 一般産業用では、射出成型機や医療機器はコロナからいち早く回復した中国向けの輸出が旺盛。半導体装置メーカーの輸出も好調だ。これら装置・機械に使われる伝動ベルトの販売は回復基調にあるものの、「すべての業種が回復しているとはいえず、部分的な回復にとどまっている」(産業資材事業部営業部産機・農機営業グループ井上広紀グループ長)のが実情だ。

 自動車用も第3四半期に入り、OEM(組込用)、補修用とも復調している。OEM用はカーメーカーのニーズに合わせて品質改良を重ねながらより効率的なモノづくりができる体制を目指す。補修用では国内、欧米や中国における営業活動を

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