ゴム金型活用ハンドブック

2020年12月25日

ゴムタイムス社

 現場で役立つゴム金型の基礎知識・金型の選び方 より実践的な現場技術に役立つゴム金型入門書!

 ゴム製品の形状は用途により、多岐にわたっているため成形する上で最適な金型構造を選ぶことが求められる。本書では著者が長年現場で経験したゴム圧縮成形金型を用いたゴム成形加工技術を紹介し、その中からゴム金型の基礎知識を学べる入門書。

  • 判型:A5判128頁
  • 価格:本体4800円+税
  • 送料:350円+税
  • 発売日:2020年12月
  • 著者:大坪一夫
  • 発売元:ゴムタイムス社
  • ISBN:978-4-908565-23-6

本書の主な内容

第1章 図面を読む
1.1 ゴム製品形状を読む
1.2 立体形状を読む
1.3 図面の基本
1.4 ゴム製品の用途とゴム材質を読む

第2章 金型構造と各部の名称
2.1 金型構造の種類と金型各部の名称
2.1.1 2枚型の金型構造
2.1.2 3枚型の金型構造
2.1.3 バリ規制型、押し込み型の金型構造
2.1.4 中子型の金型構造
2.1.5 インロー型の金型構造
2.1.6 喰い切り型の金型構造
2.1.7 注入型(圧入型)の金型構造
2.1.8 キャビティピッチの取り方
2.1.9 オーバーフロー(ゴム逃がし溝)の取り方
2.1.10 エアベント(エア逃がし穴)の付け方
2.1.11 型合わせ印
2.1.12 蝶番、把手
2.2 製品の隅、角のR と金型構造
2.2.1 R のない金型の隅
2.2.2 角・隅のR の付け方
2.2.3 ゴム材料の分出し特性と金型構造

第3章 ゴム成形方法を選ぶ
3.1 ゴム成形方法の種類
3.2 ゴム板金型成形
3.2.1 ゴム板作りの考え
3.2.2 ゴムの流れ特性
3.2.3 型締め圧
3.2.4 押出し成形
3.2.5 ゴム成形と金型
3.3 ゴム成形金型構造選びの注意点
3.3.1 金型構造を決める条件
3.3.2 ゴム製品形状
3.3.3 取り数
3.3.4 寸法精度(公差の付け方)
3.3.5 ゴム材質特性(ゴムの縮み)
3.3.6 インサートの有無
3.3.7 キャビティの配置 
3.3.8 オーバーフロー(ゴム逃がし)の付け方
3.3.9 エアベントの付け方
3.3.10 喰い切り刃の付け方
3.3.11 成形技能レベルと省力化
3.3.12 ゴムの収縮
3.3.13 金型材質
3.3.14 金型のメッキ処理
3.3.15 加硫ゴム表面の外観
3.3.16 成形機の性能
3.3.17 追加工の有無

 

著者略歴
大坪一夫(おおつぼ・かずお)千葉工業大学工業化学科卒業、㈱東京ゴム製作所、岡山ゴム興業㈱を経て、ゴム成形技術に関する著作活動に専念。ゴム技術コンサルタントやセミナー講師として活動している。

ゴム金型活用ハンドブック

キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー