年頭所感 日本グローブ工業会 望戸清彦理事長

2021年01月03日

ゴムタイムス社
望戸清彦理事長

望戸清彦理事長

 新年あけましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 
 平素より格別のご厚情をいただき誠にありがとうございます。
 日本グローブ工業会では「常に安全・安心に使っていただける手袋」の供給をモットーに「より使いやすい手袋、よりお役に立つ手袋」の追求に取り組んでまいりました。
 
 しかし昨年は年初来、かつて経験したことのない新型コロナウィルスの世界的蔓延によって工業生産や物流販売など全ての経済活動の落ち込みを余儀なくされビジネスを取り巻く環境は大きく変化しました。
 
 中でも各医療機関では非常に過酷な対応に追われましたが、医療従事者の皆様の懸命のご努力のお陰で何とか医療崩壊を免れることはできたのもの未だ緊迫した状況は続いております。
 
 そのような状況の下で日本グローブ工業会では常に皆様のニーズに合わせてご要望の製品を常に潤沢にお手元にお届けできる体制づくりに邁進してまいりました。その結果、家庭用手袋部門では〝巣ごもり需要“、作業用手袋部門では自動車産業などの一時操業停止による需要減から一転して下期には巻き返しによる需要増にも適切にお答えをしてまいりました。
  一部の医療用手袋につきましては未だに医療従事者の皆様に十分な供給体制が整っておりませんが緊急事態は回避できたと判断をいたしております。
 
 そして、今年はいよいよWithコロナ・Afterコロナという時代を見据え真正面から取り組んでまいらなければなりません。加盟各社が自社のビジョンを明確にし、目標に向けた計画的な経営を行うことが非常に重要となります。
 今年もお客様のご要望にお応えする真心込めた確かな品質をお届けしてまいります。これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
 今年が皆様に取りまして明るく希望に満ちた充実した一年となりますことをご祈念申し上げ年頭にあたってのご挨拶とさせていただきます。

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