ゴム3団体が交流会開く 働き方改革テーマで研修会

2020年11月17日

ゴムタイムス社

 墨東ゴム工業会(堀田秀敏会長)と九州ゴム工業会(中島幹雄会長)、兵庫ゴム工業青年クラブ(松岡泰生代表幹事)の3団体は11月11日、3団体交流会を神戸市内の神戸ポートピアホテルで開催した。
 今回は新型コロナウイルスの感染対策として、3密を避けるため同工業会と九州ゴム工業会からは幹部のみとし、3団体で18人が参加した。

 開会にあたり、兵庫ゴム工業青年クラブの松岡代表幹事は「今回はコロナ禍の状況下ではあるが、役員一同で協議を重ねた結果、感染症防止対策に十分配慮したうえで開催を決断した。このような時期だからこそ、各地域や各社の対応等の情報交換を活発に行って有意義な会合としていただきたい」とあいさつした。
 次に、同工業会の堀田会長と九州ゴム工業会の中島会長からあいさつが交わされたのち、合同研修会を開催した。

 研修会では、兵庫ゴム工業青年クラブ会員のバンドー化学の濱田修弘氏を講師として招き、「働き方改革とコロナ禍における労務管理」のテーマで講演が行われた。濱田氏はバンドー化学の働き方改革の活動や取り組み方の実例を挙げて説明したほか、同社におけるコロナ対策の事例も発表した。
 講演終了後は参加者からの質疑応答も活発に行われ、予定時間を超過する非常に内容の濃い充実した会となった。
 今回の交流会で5回目の開催となり、3団体の交流は毎年恒例となっている。今後も会員企業の増加に向けての取り組みなど地域工業会の活性化に向けての活動が期待される。

 

三団体交流会のようす

講演する濱田部長

講演する濱田氏

 

全文:約650文字

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