PRIDE指標ゴールド受賞 ブリヂストン、3年連続で

2020年11月16日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは11月11日、LGBTなどの性的マイノリティ(以下、LGBT)に関する取り組みを評価する「PRIDE指標」において、最高評価の「ゴールド」を3年連続で受賞したと発表した。PRIDE指標とは、「企業・団体等の枠組みを超えてLGBTが働きやすい職場づくりを日本で実現する」ことを目的とした任意団体「work with Pride」による評価指標。

 同社はグローバルCSR体系「Our Way to Serve」の考え方に沿って「グローバル人権方針」を策定し、基本的人権に関する諸問題への取り組みを推進している。その取り組みの一つとして、様々な価値観や個性を持つ多様な人々が働きやすく、活躍できる職場環境整備を進めてきた。

 2020年には新たな取り組みとして、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の意識醸成を目的としたイベント「みんなのD&Iを語ろう」の定期開催を開始した。LGBTをテーマとする回では、同社と包括的協定を締結しているお茶の水女子大学の学生と共同でイベントを企画・実行するなど、様々な視点からの活発な意見交換やより深い理解の促進につながるような工夫をしている。

 同社のLGBTに関する具体的な取り組みとしては、「LGBTに関する方針を明文化し社内外へ公表」「LGBTへの理解を促進するための研修などの取り組みの継続・拡大」「人事制度の改訂」「イントラネットを活用した、社外のLGBTイベントの周知や参加の呼びかけ」の4点が挙げられる。

 同社は、「2050年にもサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社であり続けること」をビジョンとして掲げ、その実現に向けて中長期事業戦略を推進している。今後も同社は、中長期事業戦略の実行化を支える人的資源の最大活用に向け、多様性を尊重し、さまざまな価値観や個性を持つ人々を受け入れる文化の醸成に向けた取り組みを強化していくとしている。

 

3年連続でゴールド受賞

3年連続でゴールド受賞

 

 

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