ニュースの焦点 4~6月期プラ企業営業利益ランキング

2020年09月23日

ゴムタイムス社

 主要上場プラスチック企業40社の2021年3月期第1四半期決算の営業利益をランキングした。新型コロナウイルス感染拡大による世界経済の悪化に伴う需要低迷で、上場プラ企業の4~6月期は増益企業が7社となった。一方、6社が営業損失、24社が2桁減益となり、非常に厳しい結果となった。
 1位の帝人は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、繊維・製品事業で衛材用の原綿、不織布および感染予防に向けたヘルスケア関連製品(医療用ガウン等)が貢献。インフラ補強材や水処理膜向けのポリエステル短繊維の販売も好調を維持した。またヘルスケア事業で、在宅酸素療法(HOT)市場において、病院内の感染回避のため在宅医療導入が選択されるケースが増加し、レンタル台数が増加したことなどが要因となった。

 2位の日産化学は、機能性材料部門でディスプレイ材料の「サンエバー」(液晶表示用材料ポリイミド)のタブレット・ノートPC向けが好調で、半導体材料の半導体用反射防止コーティング材も顧客の稼働好調を受け増益となった。
 10位以下では、14位のタキロンシーアイは高機能材事業セグメントで海外向けを中心に半導体・FPD設備投資に回復の兆しがみられ、主力の工業用プレートが増収となったほか、PETプレートも飛沫防止パネル向けが大きく伸長し、ナノ材料、大型濾過板も引き続き大幅な増収となったことなどから、5割近い増益となった。[/hidepost]

 

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