コロナ響き9割が減収 上場プラ40社の4~6月期

2020年09月28日

ゴムタイムス社

 主要な上場プラスチック関連企業40社の21年3月期第1四半期連結決算が出揃った。上場しているプラスチック企業40社のうち21年3月期第1四半期は減収企業が38社、営業損失が6社となった。新型コロナウイルス感染拡大による需要低下が業績を直撃した格好となった。

 主要上場プラ企業40社の20年4~6月期の合計売上高は1兆4090億2900万円となっている。新型コロナウイルス感染症の世界的な広がりを背景に、中国を始め、米国、さらに欧州、日本やアセアンなど各国でロックダウン(都市封鎖)が行われ、経済活動が著しく低下した。

 その一方で、コロナ対策関商品として医薬品やマスクやガウンなどの衛生資材は旺盛な需要があり、プラ企業の原材料もコロナ感染拡大防止に貢献した。また、巣ごもり需要からパソコンやゲーム機関連で用いられる原材料も大きな伸びをみせた。

 ただ、プラスチック業界の主要需要先の自動車や建築資材など、幅広い産業で需要が落ち込んだ。さらにナフサ価格や海外市況の下落で、製品価格が下落したことも売上を下押しする要因の一つとなった。

 40社のうち増収企業は、住友精化と日産化学の2社

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