東レが遮熱フィルム新開発 高い透明性と遮熱性両立

2020年09月11日

ゴムタイムス社

*この記事はゴム・プラスチックの技術専門季刊誌「ポリマーTECH1号」に掲載されました。

 東レは1月15日、ガラス並みの透明性を維持しつつ、温度上昇の原因となる太陽からの赤外線に対する世界最高レベルの遮熱性を備えた革新的な遮熱フィルムを開発したと発表した。
 今回開発した、高い透明性と遮熱性を兼ね備えた新たな遮熱フィルムは、共同研究先の国立研究開発法人産業技術総合研究所中部センターにある環境調和実験棟において実施した遮熱試験においても、冷房負荷の中から日射に起因する成分を取り出す新しい測定手法を用いることで、通常のクリアガラス対比―39%、市販の高性能・透明遮熱フィルム対比―11%の冷房負荷削減効果を示すことが実証されている。
 同フィルムは、同社独自のナノ積層技術をさらに深化させ、革新的な層配列デザインにより達成したもの。同社は今後、さらなる遮熱性能の向上を図るとともに

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