プラ工連が再生材利用促進へ 事業者にインセンティブを検討

2020年07月29日

ゴムタイムス社

 日本プラスチック工業連盟(岩田圭一会長、以下プラ工連)は7月に定例会を開き、国内の再生材利用推進に向けての取り組みを説明した。
 プラ工連が各種統計などをもとに推計した再生材国内利用量の推移によると、18年度は17年年度比4割増、19年は18年度比2~4増と増加傾向だったが、20年度は19年度から4割減になる見通しだという。
 減少要因のひとつに、新型コロナウイルスの影響により自動車中心に経済が縮小し、原油が暴落したため輸入品のバージン材の価格が下がり、再生材はバージン材に置き換わっている状況だ。

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