小型T用スタッドレスを発売 TOYO TIRE

2020年07月27日

ゴムタイムス社

 TOYO TIREは7月21日、小型トラック用スタッドレスタイヤ「デルベックスM935」を新商品として8月1日より国内市場で発売すると発表した。発売サイズは全14サイズ、価格はオープン価格。

 「デルベックスM935」は、刻々と変化する冬の路面での小型トラックの使用環境をふまえて、アイス性能と耐摩耗性能を高次元で両立することを追求した商品。路面との接地面積を増やして負荷を分散させるためにワイドトレッドを採用し、トレッド部のセンターに配置したブロックの大型化と、サイプと呼ばれる細かい溝を多数入れた。この結果、耐摩耗性を確保するとともに、アイス路面での発進時などにおけるトラクション指数が空車状態相当時で14%増加、冬道で積載状態が変化しても安定した走行ができるようサポートしてくれる。

 日本国内における貨物輸送の手段は自動車が大半を占めており、トラックは生活インフラとして欠かせない物流を支えている。中でも小型トラックを取り巻く市場ではeコマース(電子商取引)の浸透によって、人々の消費活動に変化が生じ、宅配のニーズが増加傾向にある。加えて、新型コロナウイルスの影響により、外出を控えて在宅する人が増えたことで食料品をはじめとする生活必需品のデリバリー需要が急増し、小型トラックは日夜稼働を続けている。

 こうしたデリバリーにおける走行では、複数の配達場所で荷下ろしを行なうため、発進と停止が繰り返される。タイヤには路面をとらえるためのトラクション性能としっかり止まるためのブレーキング性能、さらには発進と停止の際にかかる大きな負荷に対する耐摩耗性が求められる。

 また、荷物を下ろし積載量が少なくなるにつれてタイヤが路面に接する面積が減少し、発進や停止に不利な状況となる。さらに、冬季の凍結したアイス路面は滑りやすく、使用環境はますます厳しいものとなる。

 同社は今後も専門的に蓄積してきた知見を生かし、生活に必要な物資を運ぶ小型トラックの使用環境に適応した商品を届けていくとしている。

 

デルベックスM935

デルベックスM935