コンドーム特集 相模ゴム工業 サガミオリジナルシリーズ好調続く 海外でも同シリーズの認知度広がる

2020年07月20日

ゴムタイムス社

 「おもしろ会社」を社訓に他社とは違った目線で商品開発に挑戦する相模ゴム工業(神奈川県厚木市、大跡一郎社長)。

 19年度のコンドームの販売動向は、新型コロナウイルスの影響で、年明けあたりから若干落ち込みが見られたが、ポリウレタン製で薄型商品の「サガミオリジナルシリーズ」が好調に推移し、売上は前年度を上回った。

 サガミオリジナルシリーズは、皮膜の薄さ0・02ミリ台の「サガミオリジナル002」と、薄さ0・01ミリ台の「サガミオリジナル001」がある。同シリーズの特徴は、薄さはもちろん、生体適合性の高いポリウレタン素材の製品のため、ゴム臭がなく、表面が滑らか、肌のぬくもりが瞬時に伝わる優れた熱伝導性や、たんぱく質を含んでいないためゴムアレルギーフリーである等が挙げられる。

 同シリーズが支持される理由について、ヘルスケア事業部営業企画室山下博司室長はサガミオリジナルは発売開始より20年以上を経過しているが、薄物コンドームのパイオニアとして認知度が非常に高く、リピーター率が高いのも特徴」と話す。

 海外でも同シリーズの認知度は着実に広がっている。海外では、現地代理店を通じて現在約

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