キャボットジャパン ニュー・ノーマルを模索 顧客の世界進出をサポート

2020年06月08日

ゴムタイムス社

 カーボンブラックのトップメーカーであるキャボットの一翼を担うキャボットジャパン(東京都港区、山梨展明社長)。19年のカーボンブラックの需要は、世界的な自動車生産の落ち込みと米中貿易摩擦によるダメージを受け、全世界では予想を下回る状況だったが、同社の19年のカーボンブラック事業は、日本の顧客を中心に需要家が安定していたことから堅調に推移した。

山梨社長

山梨社長

 日本以外のアジアは、昨年は米中摩擦に振り回されたが、長期的な需要は今後伸びると見て、同社は中国でマーケティングを強化するとともに、インドネシアで設備を拡張し生産能力を約16万t拡大する計画を進める。

 国内の千葉と下関の2拠点は、19年は堅調な稼働を維持し、下関工場では無事故・無災害が1万3000日を超え安全操業が続く。新型コロナウイルスの影響は今年3月から見え始め、4月に入り本格化してきた。

 感染拡大の影響は、需要減少だけではない。高温で製造するカーボンブラック事業では年に1度程度の設備の定修が極めて重要だが、定修を行う業者の方並びに従業員の健康・安全を守ることが大きな課題となる。これについて山梨社長は「これから全てのカーボンブ

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