東海カーボン 米拠点とのシナジー創出へ 技術交流で生産性向上図る

2020年06月08日

ゴムタイムス社

 東海カーボン(東京都港区、長坂一社長)の19年12月期のカーボンブラック事業は、米国の新拠点であるTOKAI CARBON CBが初めて通年で業績に寄与し、売上が前年比32%増となった。地域別では、米国は大幅増、日本は前年並みだったが、その他の地域は自動車生産が世界的に減速した影響などを受け減収となった。

 一方、19年度の同事業の営業利益は、同18%減。競争激化に伴うマージン低下や固定費の増加が響き、米国以外の全地域が減益となった。

 同社の生産能力は、国内では知多工場が10万t、石巻工場が5万t弱、九州若松工場が5万t強で、合計約20万t。海外は米国が44万t、タイが18万t、中国が7万t、カナダが4万5000tとなっている。

 昨年の地域別の需要動向を見ると、米国は、タイヤ各社の生産減を受け11~12月は販売が減少したが、需要は比較的安定していた。タイは、中国品が大量に市場に流れ込んだ影響などで、販売量が若干落ち込んだ。中国も販売減となったが、日系や外資系の需要家

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東海カーボン 米拠点とのシナジー創出へ 技術交流で生産性向上図る

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