医療従事者用マスクカバー 山本化学工業、ビオラ3発売

2020年04月22日

ゴムタイムス社

ビオラ3マスクカバー(写真は開発中のもの)

 山本化学工業は4月22日、4月1日より販売を開始している「ビオラ1、ビオラ2マスクカバー」に続く製品として、4月23日から医療従事者向け「ビオラ3マスクカバー(白色)」の販売を開始すると発表した。

 ビオラ1、ビオラ2 マスクカバーは、ウイルスや菌の侵入を抑えるウエットスーツ素材を活用したマスクカバーで、1日で10万枚を超える注文がある。一方、医療現場からは、「密着性の高いビオラを着用して医療現場で活用できる白色のビオラマスクカバーを供給できないか」といった多数の声が寄せられていた。そこで、同社では白色のマスクカバーの開発を進めることで、医療崩壊を防ぐべく、新型コロナウイルスの最前線で戦う医療従事者へ最優先に供給することにした。

 ビオラ3マスクカバーは、顔の密着度を快適に無理なく簡単に高めることができる特殊素材を使用。製品に採用する素材は独立気泡構造の合成ゴムで、ウィルス、菌など素材内に吸い込まない上、簡単に手洗いができ、乾いたタオルで水分を取ればすぐに使用も可能だ。

 ビオラ3のポイントは、①耐久性、②発色性、③メンテナンス、④特別仕様、⑤使用方法の5点。

 まず、耐久性はPEファインファイバー糸を100%使用し、ビオラ1、ビオラ2に比べ1・5~2倍の耐久性がある(1・5~2年間使用できる)。

 発色性は、表側はピュアホワイト(白色)、内側はメディカルブルー (薄い青色) で、清潔感のある色を採用。

 メンテナンスは、吸水率0・5%の100%PEファインファイバー糸と吸水率ほぼ0%の独立気泡構造体の合成ゴム(ラテックス含有量0%)を使用し、簡単に手洗いができる。

 特別仕様では、従来品(ビオラ1、2 は6個)に比べて通気孔を10 個に増やすことで、高機能マスクの上からでも呼吸がしやすい。

 使用方法は、「高機能マスクの上か下に使用」「一般のマスクの上か下に使用」「マスクがない場合に内側にペーパータオル、ティッシュなどをあてて使用」など、使用環境に合わせて3つの使い方が考えられる。密着度は、不織布マスクやガーゼマスクよりも高く、ウィルス侵入を可能な限り低減する。

 販売方法は4月23 日から5月15 日まで、医療従事者を最優先に供給する。同社ホームページで注文を受け付けており、価格は緊急事態対応として1枚3300円(税込)を特別価格2000円(同)で販売。最低発注数量は250枚以上(各サイズ250枚、500枚、1000枚、1500枚、2000枚単位)となっている。