コロナ防護フェイスシールド ソルベイがボーイングと提携

2020年04月09日

ゴムタイムス社

 ソルベイスペシャルティポリマーズジャパンは4月8日、新型コロナウィルス感染者の治療にあたる医療従事者向け防護具の緊急需要に対応するため、フェイスシールドの製造を開始するボーイング社向けにヘルスケアグレード透明スーパーエンジニアリングプラスチック製フィルムを供給すると発表した。

 同社Ajediumフィルム事業の熱可塑性フィルムはボーイング社が急遽製造することになった数千枚におよぶフェイスシールドに使われ、米国内の医療従事者や病院で新型コロナウィルスから身を守るために着用される。このフィルムにはソルベイのヘルスケアグレードのレーデルPPSU、ユーデルPSUが使用されている。いずれも、幅広い滅菌法への耐性と強力な洗浄・消毒剤に対する耐性を理由に医療機器に広く使用されている透明特殊ポリマー。

 この取り組みは、様々な民生分野、防衛分野における同社の複合材料や構造接着剤等の先端材料の採用実績に注目した、ボーイング社が同社に協力を求める形で実現した。

 同社ヘルスケア担当グローバルビジネスディベロップメントマネージャーは、「危機的状況下において、同社は同製品に関する専門知識を喜んで提供する。ボーイング社は、アメリカの献身的で立派な医療従事者たちが現場で切実に必要とする耐久性の高いフェイスシールドを供給することでこの難局に対処しようとしている。同社はボーイング社のこのチャレンジを実現化するために協力できたことを誇りに感じている」とコメントしている。 

ヘルスケアグレード透明スーパーエンジニアリングプラスチック製フィルムを供給

ヘルスケアグレード透明スーパーエンジニアリングプラスチック製フィルムを供給