コロナ防止マスクカバー発売 山本化学工業が4月から

2020年03月31日

ゴムタイムス社

新発売の「ビオラ」

 山本化学工業は3月30日、ウイルスや菌の侵入を抑えるウエットスーツ素材を活用したマスクカバー「ビオラ」を4月1日に発売すると発表した。装着時にガーゼやペーパータオルを挟み込んで簡易マスクとして利用でき、新型コロナウイルス感染防止用に、国内に加え、米国、シンガポール、台湾でも発売する予定で、6月には月産50万枚の生産を計画している。
 このマスクカバーは、0・5mm超薄厚の独立気泡構造のウエットスーツ素材に、伸縮性の良いニット生地を両面ラミネートしており、ウイルス、菌、体の皮脂、水分を吸収せず、何度でも手洗いして陰干しで使用できる。マルチストレッチラバーにより、装着時の密着性を向上させている。
 口と鼻に近い6ヵ所の穴のみから空気を取り入れる構造を採用し、一般的なマスクのようにマスク全体から空気を取り込まないため、ウイルスや菌が口や鼻から侵入する確率を低く抑えることができる。
 この製品とともにに、PFE試験適合フィルターや抗菌、抗ウイルス機能を有するフィルターを口や鼻の部分に当てることにより、感染リスクの軽減が可能になる。
 新型コロナウイルス感染拡大による世界中のマスク不足の改善に向けて発売に踏み切るもので、同社では4月1日から5月15日までは緊急事態対応として、定価1650円の一体型タイプを1000円で、定価2200円の二つ折りタイプを1500円で販売する。販売は同社ホームページで開始し、3枚、5枚、10枚単位で注文を受け付ける。4月16日以降は小売店でも販売する予定。また、4月下旬には専用フィルターも発売する予定としている。