HPCを今秋に導入 三菱ケミ、DXを加速

2020年03月26日

ゴムタイムス社

 三菱ケミカルは3月23日、研究開発分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速するため、本年秋に、日本の化学業界においてトップクラスの計算処理能力を持つ高性能計算機(HPC)を導入すると発表した。

 同社はこれまでも、計算科学技術やマテリアルズ・インフォマティクスを素材・材料開発に用いてきたが、近年の計算機能力やIT環境の発展は目覚ましく、DXの加速のためにはHPCを最大限に活用することが不可欠と判断した。

 同社は今回、同社の製品開発に必要な計算に最適化した独自仕様のHPCを設計・導入することにより、これまで不可能だった規模や量の計算を高速に行うことを実現し、研究開発のイノベーションを推進していく。また、HPCの自社運用は、その活用に必要なオープンソースコード利用や自動計算に関するノウハウの蓄積においても大きなメリットをもたらすことが期待される。

 同社は、「常にイノベーションを生み続け、持続的に社会に貢献するワールドクラスの研究開発部門となる」ことをビジョンに掲げ、様々な施策を推進している。今後も、最新鋭デジタルインフラや、社内外のパートナーとリアル/バーチャルに繋がる設備の導入などにより研究開発環境の整備を進め、社会課題を解決するイノベーションを追求していく。

 

導入するHPCのイメージ図

導入するHPCのイメージ図