コロナ「見通すのは困難」 ブリヂストンが株主総会

2020年03月26日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは3月24日、東京都千代田区のパレスホテル東京で定時株主総会を開催した。株主246人が出席し、事業報告、連結計算書類と監査の報告、取締役13人の選任等を行い、1時間10分で終了した。
 質疑応答では、新型コロナウイルスによる事業への影響と見通しについて、石橋秀一副会長(株主総会時点)が「感染が広がりを見せる中、見通しを立てることは難しい状況だ。世界経済への影響を見定め、さまざまな事態に対応できるよう体制を整えている。足元の状況が、世界のあり方や人々の生活、働き方を変えるきっかけになると考えている。当社もリモートワークなど多様な働き方を一層推進していく。一方で、人の移動が制限される中で、eコマースやデリバリー需要が増えるなど、ビジネスに変化の兆しがある。当社は引き続き、こうした変化に適応し人々の生活や社会を支えていく」と回答した。
 また、オリンピック・パラリンピック活動への影響と見通しについて、石橋副会長は「オリンピック延期も含めた複数のシナリオを念頭に準備を進め、アスリートや大会運営を支えていく」と説明した。
 このほか、多角化事業の状況については、津谷正明CEO(株主総会時点)らが「化工品事業は抜本的な事業再構築の途上にある。ソリューションビジネスの重要な構成要素として、タイヤ事業との連携を密に、業績改善を図っていく」と答えた。