横浜ゴムのみ増収増益 タイヤ4社の非タイヤ部門

2020年03月16日

ゴムタイムス社

 タイヤ4社の19年12月期の非タイヤ部門は、横浜ゴムのみ増収増益となった。ほか3社は特に利益面で苦戦した。
 ◆ブリヂストン
 非タイヤ事業である多角化部門は、ベルトやホース、免震ゴムなどの化工品事業、スポーツ用品事業、自転車事業で構成される。同部門では、化工品事業で抜本的な事業再構築が進むほか、海外多角事業やスポーツ・サイクル・AHL関連事業でも経営改革が進む。
 19年度の同部門は、売上高が5883億円で前期比5%減、営業利益は1億円で同98%減だった。
 なお、20年度から開示セグメント区分が変更されたため、非タイヤ部門の業績予想は公表されていない。
 ◆住友ゴム工業
 非タイヤ事業は、スポーツ事業と産業品他事業で構成される。19年度の両部門合計の業績は、売上収益が1258億円で同微減、事業利益は77億円で同19%減となった。
 スポーツ事業は、売上収益が847億円で同微増、事業利益は43億円で同22%減。国内ゴルフ用品は、新ゼクシオテクノロジー搭載のクラブが好調で増収。海外ゴルフ用品は、韓国で高付加価値品の販売が減速し減収。このほか、テニス用品は減収、ウェルネス事業は増収となった。事業利益は、韓国での販売減や商品原価の増加等が影響し減益となった。
 産業品他事業は、売上収益が411億円で同2%減、事業利益は34億円で同15%減。医療用精密ゴム部品や制振事業は堅調に推移したが、OA機器用精密ゴム部品で主要メーカーのプリンター等の生産減少が響いたことなどから減収となった。
 20年度の業績予想では、スポーツ事業は売上収益が850億円で同横ばい、事業利益が40億円で同7%減、産業品他事業は売上収益が410億円で同横ばい、事業利益が35億円で同3%増を見込む。
 ◆横浜ゴム
 非タイヤ事業は、MBとATGから成る。19年度の両部門合計の業績は、売上収益が1901億円で同2%増、事業利益は187億円で同18%増となった。
 MBは、売上収益が1193億円で同1%増、事業利益は83億円で同12%増。ホース配管事業は、建機需要が中国で低調で、

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