2社が前期並みの売上確保 タイヤ4社の19年12月期

2020年03月09日

ゴムタイムス社

 タイヤ4社の19年12月期連結決算が出そろった。
 売上は2社が前期並み、2社が減収となり、利益面は為替等を主要因に全社が減益となった。
 ◆ブリヂストン
 売上高は3兆5256億円で前期比3%減、営業利益は3260億円で同19%減、経常利益は3168億円で同17%減、純利益は2925億円で同微増となった。
 営業利益では、売値が330億円、原材料が40億円の増益要因に、償却費が270億円、販管費が240億円、数量が230億円、為替が160億円、その他が236億円の減益要因となり、計766億円の減益だった。
 地域別では、日本は売上高が1兆1323億円で同3%減、営業利益は1158億円で同25%減。米州は売上高が1兆7046億円で同3%減、営業利益は1543億円で同13%減。欧州・ロシア・中近東・アフリカは売上高が5870億円で同2%減、営業利益は74億円で同33%減。中国・アジア大洋州は売上高が5942億円で同6%減、営業利益は451億円で同20%減となった。
 ◆住友ゴム工業
 売上収益は8933億円で同微減、事業利益は539億円で同11%減、営業利益は331億円で同42%減、当期利益は121億円で同67%減。
 事業利益の増減要因は、タイヤ事業では、原材料が61億円、価格が15億円、直接原価が10億円、数量・構成他が1億円の増益要因となる一方、為替が67億円、固定費が36億円、経費が33億円の減益要因となり、計50億円の減益。これにスポーツ事業のマイナス12億円、産業品他事業のマイナス6億円を加え、全体で68億円の減益となった。
 地域別では、日本は売上収益が3999億円で同43億円減、事業利益は216億円で同48億円減。アジアは売上収益が1603億円で同75億円減、事業利益は249億円で同19億円減。その他は売上収益が3331億円で同108億円増、事業利益は74億円で同横ばい。
 ◆横浜ゴム
 売上収益は6505億円で同微増、事業利益は501億円で同15%減、営業利益は586億円で同9%増、当期利益は420億円で同17%増。売上収益と当期利益は過去最高となった。
 事業利益の増減要因は、タイヤ事業では、原料価格が31億円の増益要因となったが、価格・MIXが65億円、製造原価が31億円、為替差が26億円、固定費が19億円、販売量が5億円の減益要因となり、計115億円の減益。これにATGのプラス19億円、MBのプラス9億円、その他のマイナス5億円を加え、合計91億円の減益だった。
 ◆TOYO TIRE
 売上高は3775億円で同4%減、営業利益は384億円で同9%減、経常利益は366億円で同4%減、純利益は245億円で同132%増。
 営業利益の増減要因は、タイヤ事業では、原材料が34億円の増益要因となったが、製造コストが34億円、為替が26億円、販売要因が16億円、販管費が15億円の減益要因となり、計55億円の減益。これに自動車部品事業のプラス15億円、事業譲渡ほかのプラス1億円を加え、合計39億円の減益だった。
 地域別では、

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