中国4拠点が操業見合わせ 新型コロナで西川ゴム

2020年02月13日

ゴムタイムス社

 西川ゴム工業は2月11日、中国における新型コロナウイルスの影響を発表した。
 同社は中国に上海西川密封件、西川橡胶(上海)、広州西川密封件、湖北西川密封系統の4拠点を有するが、これら4拠点はいずれも操業を見合わせている。稼働再開については、行政の許可により決定することにしている。
 また、従業員への対応としては、上海西川密封件と広州西川密封件の日本人スタッフは全員日本に帰国し自宅待機しているほか、湖北西川密封系統の日本人スタッフ2人は2月7日午前着の政府チャーター機第4便で羽田空港に帰国し、政府指定施設に滞在している。西川橡胶(上海)には日本人スタッフはいない。
 現地従業員に関しては、4拠点とも自宅待機の対応を取っている。
 同社によると、日本人スタッフおよび現地従業員が新型肺炎に感染したという報告はないという。

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