減収減益も化成品は増収 三洋貿易の10~12月期

2020年02月12日

ゴムタイムス社

 三洋貿易の20年9月期第1四半期連結決算は、売上高が211億7700万円で前年同期比5・9%減、営業利益は15億7500万円で同12・2%減、経常利益は17億8100万円で同2・2%減、四半期純利益は11億1300万円で同7・1%減となった。
 セグメントのうち、化成品は、売上高が86億3100万円で同3・8%増、セグメント利益は4億1200万円で同19・7%減。ゴム関連商品は、自動車向け合成ゴムや副資材の採算が振るわず、輸出品も前期の反動があり、スポット案件の計上によるリカバーはあったものの全体としては低調だった。化学品関連商品は、主力の塗料・インキ関連が前期並みに推移し、新たに連結子会社化したワイピーテックも収益に寄与したが、買収関連費用を一括計上したことで、全体としては前年同期を大きく下回った。
 機械資材は、売上高が76億9000万円で同9・5%減、セグメント利益は10億2300万円で同10・1%減。産業資材関連商品は、シート用部品等の自動車内装部品の販売が堅調だったが、好調だった前年同期は下回った。
 海外現地法人は、売上高が48億1300万円で同14・2%減、セグメント利益は2億6800万円で同8・3%減。米国では、自動車内装用部品が好調だったが、ゴム関連商材の低迷により業績が伸び悩んだ。上海では、ゴム関連が好調だったが、人民元安による換算差損の影響を受けた。タイでは、タイ自動車業界の低迷を受けて自動車内装用部品・ゴムが低調で、販売費および一般管理費の一時的な増加も加わって売上・利益ともに前年同期を下回った。ベトナムでは、化学品関連が振るわず、低調だった。メキシコでは、自動車内装用部品が伸び悩んだ。
 通期予想の修正はなく、売上高は945億円で前期比13・5%増、営業利益は60億円で同2・2%増、経常利益は62億円で同2・0%増、当期純利益は42億円で同4・5%増を見込んでいる。

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