消防・防災好調で大幅増益 櫻護謨の4~12月期

2020年02月12日

ゴムタイムス社

 櫻護謨の20年3月期第3四半期連結決算は、売上高が88億3000万円で前年同期比40・6%増、営業利益が6億9000万円で同128・4%増、経常利益が6億6700万円で同137・1%増、四半期純利益が4億2100万円で同159・6%増となった。
 新本社事務所移転に関する一時費用ならびにランニングコストの増加はあるものの、オリンピック等に向けた案件の増加を主因として消防・防災事業の大幅な増収増益が寄与し、前年同期に比べ経営成績が大幅に良化した。
 セグメントのうち、消防・防災事業は、売上高が54億4300万円で同120・1%増、セグメント利益は6億3500万円(前年同期は6300万円の損失)。消費税増税前の前倒し需要もあり消防ホースの販売が増加したほか、大型化する自然災害への対応や東京オリンピック・パラリンピックの円滑な開催に向けた資機材などの販売が大幅に増加した。
 通期予想は、消防・防災事業の資機材の受注が順調に推移し期初の予想を上回る見通しとなったことから各項目を上方修正し、売上高が137億円で前期比31・1%増、営業利益が9億9000万円で同36・5%増、経常利益が9億6000万円で同37・6%増、当期純利益が5億5000万円で同28・5%増を見込んでいる。
 なお、第3四半期の航空・宇宙、工業用品事業は、売上高が30億1500万円で同12・4%減、セグメント利益は3億1600万円で同43・3%減。工業用品部門では、子会社が取り扱う油圧ホースの販売が減少した。

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