医療機器不振で9割減益 不二ラテックス4~12月期

2020年02月06日

ゴムタイムス社

 不二ラテックスの20年3月期第3四半期連結決算は、売上高が54億2500万円で前年同期比14・1%減、営業利益は2200万円で同95・6%減、経常利益は2700万円で同94・3%減、四半期純利益は2500万円で同92・7%減となった。
 セグメントのうち、医療機器事業は、売上高が16億8000万円で同20・1%減、セグメント損失は1億2900万円(前年同期は9800万円の利益)。売上減少に加え、競争激化に伴う利ざやの縮小や、栃木千塚工場の竣工に伴う償却負担増加もあり、赤字となった。主力のコンドームは、国内では、消費の減少傾向、価格の二極化、新素材製品のシェア上昇により厳しい状況が続くものの、新素材コンドームSKYNの定番化、ネット販売の伸長により、売上が拡大した。海外では、中国での需要後退に歯止めがかかった。プローブカバーや内視鏡用医療バルーンなどのメディカル製品は、アレルギーフリー新素材製品に対するニーズが底堅く、工場の段階的移転に伴う管理コスト増加を吸収し、回復基調に転じている。
 通期予想の修正はなく、売上高は73億円で前期比12・4%減、営業利益は6100万円で同90・0%減、経常利益は4200万円で同92・0%減、当期純利益は3000万円で同92・5%減を見込んでいる。

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