独の強化プラメーカー買収 三菱ケミ 生産体制強化へ

2020年01月23日

ゴムタイムス社

 三菱ケミカルは1月21日、炭素繊維複合材料事業の強化のために、ドイツの炭素繊維プリプレグメーカーであるシーエムピー社を、グループ会社であるスイスの三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ(MCAM)を通して買収することを決定したと発表した。なお、同買収は2月を目途に完了を予定している。

 シーエムピー社は、ハインスベルクに拠点を構え、UD・織物プリプレグに関して優れた製造技術を有し、航空機・自動車用途を中心に多岐にわたる分野においてソリューションを提供している企業で、2019年3月時点での売上高は1330万ユーロとなっている。同買収により、プリプレグの生産に関して欧米日の世界三極体制を確立し、また、特にモビリティ分野で先端材料の採用が先行する欧州において、イタリア・モデナでのシートモールディングコンパウンド製造設備増設に加えて炭素繊維複合材料の生産体制の強化を進めていく。

 同社は、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)の実現に向けた炭素繊維複合材料への期待を鑑み、同社グループの総合力を活用しながら、ユーザーへのソリューション提案力を強化し、KAITEKI実現を目指していく。

 

c―m―p社

シーエムピー社

 

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