年頭所感 カネカ 角倉護社長

2020年01月09日

ゴムタイムス社

 あけましておめでとうございます。2020年はいよいよ東京オリンピック、IoT五輪とも評されているように、新たな技術フロンティアの幕開けとなることは間違いありません。私たちカネカも2020年には多くの革新技術を世に送り出し、オリンピックともに長く記憶に刻まれる年にしたいと思います。

 グローバル規模で技術革新が猛烈なスピードで進み、進化をとめたOld Industryは軋み音を発しながら衰退し、New Industryに乗り移れない企業は退場を迫られています。激しい技術競争が繰り広げられ、近い将来にやって来ると思っていた新しい技術の実装化が既に現実のものとなり始めています。変革と成長のチャンスが訪れています。当社も技術革新のスピードを上げて、新たな飛躍を成し遂げたいと思います。

 昨年からR&B本部を立ち上げ、R&DからR&Bへの変革を進めています。Research&Business、我々のResearchの目的は、社会の課題解決を実現するSolutionを届けることを通して大きなBusinessを創出することです。また、そのために必要なBreakthrough Technologyを獲得することに注力しています。カネカの変革と成長はR&Bの成果に託されています。

 先が読めない時代になり、研究テーマの設定が益々に重要になっています。世の中に数多あるニーズから何をテーマとして設定するかが、我々の将来を左右します。それには目利き力が必要です。カネカが目指す大きなSolutionの実現に向かって、自ら課題を設定し、強い意志を持って貫徹するしか道はありません。

 あっという間にパラダイムがシフトしています。ゴールは足下の延長線上にはないということを改めて強調したい。大きな目標を掲げて、チャレンジを続けることで、大競争を勝ち抜いていく。2020年は、我々が新しい歴史の担い手として、確かな足跡を残す一年にしましょう。

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