建築・建材事業を統合 三菱ケミ MCITに集約

2019年12月24日

ゴムタイムス社

 三菱ケミカルは12月24日、グループ会社の建築・建材関連事業の強化を目的に同社事業及び同社グループ会社を2020年4月1日付で同社グループ会社の三菱ケミカルインフラテック(以下「MCIT」)に統合すると発表した。

 MCITに統合する同社事業及び同社グループ会社は、機能成形複合材事業(アルミ樹脂複合板、樹脂フィルム積層鋼板、工業用プレート、採光建材、ウレタン、雨どい他)、アクリルシート(アクリライト)国内事業の2事業と、アルポリック、菱琵テクノの2社。

 統合の目的は、それぞれがこれまでに培った素材開発力や樹脂成形・複合化技術等を相互活用することによりシナジーを創出し、また、材料から成形加工品に至るまで建築資材に関するソリューションのワンストップサービス化を推進することで、更なる事業の拡大を図るとしている。

 MCIT(統合後)は、東京都中央区日本橋本石町1―2―2 三菱ケミカル日本橋ビルに所在し、資本金は4億円、売上が約650億円(2019年3月末時点における各事業の合算値)となる。従業員数は約1000人(同上)。

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