国分商会 熱利用の新規需要を開拓 緑化、農生産事業にも注力

2019年12月09日

ゴムタイムス社

 東日本を中心に廃タイヤのリサイクル事業を推進する国分商会(國分克尚社長、埼玉県熊谷市)。

本社工場

本社工場

 同社は、収集した使用済みタイヤの中から良質なものを選別し再生タイヤ・中古タイヤへの原型利用に向け供給するとともに、サーマルリサイクルとして熱利用向けに使用済みタイヤを切断加工して供給している。工業用品向けのマテリアルリサイクル事業は現在縮小している。世界50カ国以上の顧客ネットワークを有し地球規模で環境に貢献しながら、さらなるアプローチとしてグループ会社による緑化事業と農作物の生産事業を立ち上げている。

 2019年11月期は、熱利用向けのタイヤチップの需要が減少傾向だったものの、前年度並みの売上を確保する見通しだ。利益面は、需要先のコスト調整などの影響から減益を見込んでいる。

 タイヤ向けの原型利用は、国内メーカーへの供給が中心だが、アジアやアフリカなどにも輸出している。海外では「中国製の新品タイヤより、日本製の中古タイヤの方が長持ちする」という声も聞かれ、高品質であることや信頼の高い日本ブランドである点が評価

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国分商会 熱利用の新規需要を開拓 緑化、農生産事業にも注力

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